バイアグラとカルシウム拮抗剤や高血圧症改善薬の相性

バイアグラは、狭心症の治療薬として1990年代の前半にアメリカで開発された治療薬です。しかし、臨床試験では思う様な結果が出ませんでした。そこで中止するために回収しようとした時に、被験者側は協力的ではありませんでした。それは、勃起不全を解消する効果によるものです。そのために、勃起不全の治療薬として承認されることになりました。

これによりバイアグラは、1990年代の後半から2000年代の初頭にかけて世界中に一大センセーションを引き起こすことになりました。具体的な作用は、勃起を抑制している酵素の活性を阻害するという内容です。これにより、陰茎部への血流が増加することにより、勃起が可能な状態となります。

あくまでも性的な刺激を必要としますが、効果は5時間から6時間持続します。つまり、この時間内であれば連続して性行為を楽しむことが可能ということです。長年思う様にいかなかった人にとっては、まさに夢の薬と呼べる内容を備えています。

ただし、バイアグラは誰でも使用できるというわけではありません。例えば、使用すると血圧は急激に変化するので、著しい高血圧症や低血圧症の人の使用は禁止されています。また、高血圧症を改善する為のくするとの併用も禁止されています。誤った使用を行った場合は、生命に危険が生じてしまいます。

高血圧症の薬とは異なりカルシウム拮抗剤の場合は、バイアグラとの使用について記載はありません。このために、カルシウム拮抗剤の場合は、高血圧症の薬では不可能であった併用も可能です。これは、カルシウム拮抗剤とは作用するポイントが明確に違うからであり、副作用が生じる危険がないからです。ただし、状況によるということも留意しなくてはなりません。